特定の操作を複数回繰り返したい時に便利なのが『for』です。
指定した数や設定条件により反復作業が行えるのでプログラムの自由度がかなり増します。
そんな『for』の使い方を学習しましょう。
『for』『while』の意味と構文を解説
『for』は指定された回数だけ処理を繰り返すコードで、以下の様に記述します。
//forの構文
for(変数 ; 条件 ; 変数の加減) {
繰り返す処理;
}
一方、『while』は設定された条件を満たす間だけ処理を繰り返すコードです。
構文は以下の通りです。
//whileの構文
for(変数 ; 条件 ; 変数の加減) {
繰り返す処理;
}
反復処理『for』『while』の例文
まずはforの例文を確認しましょう。
以下は0から4まで加算するプログラムです。
『i=0』から『i<5(i=4)』までの5回分、下の実行内容を繰り返します。
//forの例文
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int k = 0;
for(int i = 0; i < 5; i++) {
k = k + i;
System.out.println(k);
}
}
}
//実行結果
0
1
3
6
10
次はwhileの例文です。
プログラムの内容はforと同じですが、変数『i』の定義と加減する位置が異なります。
ただし、ここで『i』の計算を記述し忘れると、いつまでも『while』の条件を満たせず処理が続いてしまうので注意が必要です。
//whileの例文
public class Main {
public static void main(String[] args) {
int i = 0 , k = 0;
while (i < 5) {
k = k + i;
System.out.println(k);
i += 1;
}
}
}
//実行結果
0
1
3
6
10
『for』『while』はシンプルなコードのため以上となります。
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