関数、変数の実行方法を覚えよう【Python/クラス/関数】

mycompilerでコード編集からコンパイル、実行まで行えます。

Pythonは『print(‘Hello world!’)』だけでも動く便利な言語です。

ただし、他の言語同様にクラスを定義して関数(メゾット)、変数(メンバ変数)を使用することも可能です。

その手法を学習しましょう。

Pythonで関数と変数を使う手法

まずは『class クラス名:』でクラスを定義します。

Pythonのクラス定義には『def __init__(self):』という変数がよく用いられるのでセットで覚えておくと良いでしょう。

#classを定義

class Example:
    def __init__(self):

次にクラス内で使用する変数を定義しましょう。

変数定義のコードは『self.(変数名):=*』となります。

#メンバ変数を定義

class Example:
    def __init__(self):
        self.x = 0
        self.y = 0

定義した2つの変数を使う関数を定義しましょう。

関数の定義には『def』を使います。

定義の手法には種類がありますが、ここでは変数を定義しない『def 関数名(self):』と関数内で使用する定数を定義する『def 関数名(self,変数1,変数2,…):』の2つを使ってみましょう。

#2つの関数を定義

class Example:
    def __init__(self):
        self.x = 0
        self.y = 0
    def add(self):
        self.x += 1
        self.y += 2
    def sub(self,x,y):
        self.x -= x
        self.y -= y

変数を定義しなかった『def add(self):』では変数を使用できません。

一方、変数を定義した『def sub(self,x,y):』では後に『x』と『y』の値を指定することで、計算の変数に代入することができます。

次に関数を利用する手法を確認しましょう。

#関数を利用

class Example:
    def __init__(self):
        self.x = 0
        self.y = 0
    def add(self):
        self.x += 1
        self.y += 2
    def sub(self,x,y):
        self.x -= x
        self.y -= y
ex = Example()
ex.add()
ex.sub(2,4)

関数を実行するためには『ex = Example()』のような記述を行いインスタンスを生成しなければなりません。

関数『sub(self,x,y):』では2つの変数を定義したため、関数を利用する際にも『ex.sub(2,4)』のように変数に代入する値を指定する必要があります。

では、『print』を使ってプログラムを実行してみましょう。

構文は『print(format(インスタンス.変数))』です。

#実行結果

class Example:
    def __init__(self):
        self.x = 0
        self.y = 0
    def add(self):
        self.x += 1
        self.y += 2
    def sub(self,x,y):
        self.x -= x
        self.y -= y
ex = Example()
ex.add()
print("x={}".format(ex.x))
print("y={}".format(ex.y))

ex.sub(2,4)
print("x={}".format(ex.x))
print("y={}".format(ex.y))
#実行結果

x=1
y=2
x=-1
y=-2

これでPythonでのクラス、関数(メゾット)、変数(メンバ変数)の使用方法は終了です。


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