反復処理の手法【PHP/for/while】

mycompilerでコード編集からコンパイル、実行まで行えます。

PHPに限らずプログラミングでは指定した回数だけ特定の処理を繰り返すことがあります。

もちろん、同じコードを実行したい回数分書くことでも同じ処理は可能ですが、ひとつのプログラムが長く複雑化してしまうので反復処理(ループ)を覚えておきましょう。

反復処理『for』『while』の構文

PHPの反復処理には『for』『while』と2つのコードがあります。

まずは、それぞれの構文と意味を確認しましょう。

・forの構文

forは「~の間」という意味の通り、定義した変数が条件を満たしている間は実行内容を繰り返すというコードです。

forの構文は以下の通りです。

//forの構文

<?php
for (変数定義;条件;変数処理){
実行内容;
}

例えば『for ($num=1;$num<6;$num++)』と書くことで、変数『num』が6未満の整数である間は反復処理が実行されるのです。

ここで『$num++』は変数『num』にひとつずつ数を足すことを表し、他にも『$num–』と書くことで1ずつ引いたり『$num+=3』のように3ずつ足していく処理も可能です。

・whileの構文

次にwhileを解説します。

forと同じ「~の間」という意味を持ちますが、変数定義の仕方で違いが見られます。

whileの構文は以下の通りです。

//whileの構文

<?php
変数定義
while (条件){
実行内容;
変数処理;
}

forでは続く『()』内で変数の処理を定義していましたが、whileでは実行内容を記述する『{}』内で定義する違いが見られます。

プログラミング初心者ですと「forとwhileのどちらを使えば良いの?」といった疑問を持つかもしれませんが、使いやすい方でOKです。

『for』『while』の例文

では、次に実際に『for』『while』を使って、それぞれの違いを確認しましょう。

以下の2つのプログラムは同じ処理を行ったものです。

・forの例文

//forの例文

<?php
for ($num=1;$num<6;$num++){
echo "$num 回目\n";
}
//実行結果

1 回目
2 回目
3 回目
4 回目
5 回目

・whileの構文

//whileの例文

<?php
$num=1;
while ($num<6){
echo "$num 回目\n";
$num+=1;
}
//実行結果

1 回目
2 回目
3 回目
4 回目
5 回目

以上がPHPの反復(ループ)処理コード『for』『while』の説明になります。

慣れてしまえば非常に簡単なコードですので、演習を行い様々な形式をマスターしてください。

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